アズジェントのコネクテッドカー・セキュリティのパートナーKaramba社、
自動車業界のセキュリティへ取り組みが注目されているなか、サイバー攻撃から保護するとともに
業界の成長を確保する方法に焦点をあて、最新テクノロジーを紹介
2018年12月4日
株式会社アズジェント
(JASDAQ・コード番号4288)
ネットワークセキュリティソリューションの提供を主業務とする株式会社アズジェント(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:杉本隆洋、JASDAQ:4288、以下、アズジェント)のコネクテッドカー・セキュリティのパートナーであるKaramba Security(カランバセキュリティ CEO & Co-founder:Ami Dotan 所在地:イスラエル 以下、Karamba社)は、11月27日に赤坂インターシティコンファレンスで開催されたJapan-Israel Innovation Summit 2018 ~Future Mobility~ (※1)において、イスラエルにおける自動車の専門家グループ8人のうちの1人としてモビリティの未来について語りましたので、ご案内いたします。
【Japan-Israel Innovation Summit 2018】
このサミットは、国内外の専門家を招聘し来たるべきモビリティの姿を考える1Dayサミットです。イスラエルと日本のつながりを深め、イノベーションを促進、日本の産業に貢献することを目的に開催され、自動車業界をリードするイスラエル企業の成功事例を紹介しました。
講演で、Karamba社のCo-founder 兼 会長であるDavid Barzilai氏は、自動車業界の成長を維持しつつ、サイバー攻撃から守る方法に焦点をあて、最新のサイバーセキュリティについて述べています。「コネクテッド機能を備えた自動運転車は移動性の変化であり、私たちに生活そのもの変化です。しかし、サイバー攻撃の危険性が高まると、新しい技術革新の効力が損なわれてしまいます。全方位のセキュリティと信頼性がなければ、消費者は自動運転車に信頼をおきません。Karamba社は自動運転車を安全に利用するために業界最高レベルのサイバーセキュリティソリューションを提供しています。」
【ハッキングコンテスト】
日本の自動車サイバーセキュリティ業界に貢献するべく、Karamba社は様々な活動を行っています。今年の初めにKaramba社は米国ラスベガスで開催されたDEFCONにおいてカーハッキングコンテスト(※2)を開催し、ECUを使ったハイレベルな問題の出題を行いました。このコンテストの成功事例をもとに、日本においても、サイバーセキュリティの国際会議であるCODE BLUE(※3)にて、ハッカソン(※4)を開催し、アズジェントの協力を得て、ECUを使ったハイレベルな問題の出題を行いました。このハッカソンはセキュリティ研究能力と最新のセキュリティ保護技術を融合することにより、実際の自動車ハッキングに関する知識を広めるとともに、スマートモビリティ化が進む自動車業界において、日本の次世代の技術者を育成することを目的としています。実際の車載ネットワークを模倣した環境で、10組を超えるチームがCANプロトコルを用いて車載ネットワーク(IVN)をハッキングしようと試みました。
【今後の展開】
Karamba社とアズジェントは今後も日本市場において共同で自動車業界におけるサイバーセキュリティの啓蒙活動とソリューションの提供を行っていきます。2019年1月に開催されるオートモーティブワールドでは、ミニカーを用いて来場者にハッキングを体験していただくデモを実施する予定です。
オートモーティブワールド
会期:2019年1月16日 (水)~ 18日(金)
会場:東京ビッグサイト
公式サイト:https://www.automotiveworld.jp/
※1 Japan-Israel Innovation Summit 2018
https://jiis.tokyo/
Karamba社は先進の自動車サイバーセキュリティを提供するイスラエル企業として登壇
※2 DEFCON Car Hacking Challenge
https://karambasecurity.com/blog/2018-07-23-karamba-security-challenge-rican-morty-at-defcon-26
※3 CODE BLUE
https://codeblue.jp/2018/contests/detail_04/
※4 ハッカソン
《hack(ハック)+marathon(マラソン)からの造語》ソフトウエア開発者が、一定期間集中的にプログラムの開発やサービスの考案などの共同作業を行い、その技能やアイデアを競う催し。
【Karamba社】
Karamba社は、コネクテッドカーや自律走行車向けに業界をリードするサイバーセキュリティソリューションを提供します。 Carwall や SafeCAN などのAutonomous(自動・自立型)IoTセキュリティ製品は、誤検知なしでサイバー攻撃を防ぎ、OTAアップデートを含む通信を認証し、オーバーヘッドなくエンドツーエンドの車載セキュリティを提供します。メリットとしては、接続要件がなく、アップデートの必要もない上、パフォーマンスへの影響もごくわずかなことがあげられます。 Karamba社は設立から2年という短い間に17の OEMおよび Tier-1 と POC を行っています。2017年には TU-Automotive の Best Cybersecurity Product/Service および North American Frost & Sullivan より Automotive New Product Innovation を受賞、2018年5月には、Gartner 社より IoTセキュリティ部門において、Cool Vendor に認定、6月にはTU-Automotive より2年連続でBest Cybersecurity Productを受賞しています。
関連商品・サービス
・IoTwall、Carwall(コネクテッドカーセキュリティ)