プレスリリース

アズジェントのコネクテッドカー・セキュリティのパートナー Karamba社、 自動運転車の安全性とセキュリティを向上させるためにPhantom Auto社とパートナーシップを締結

2018年6月6日
株式会社アズジェント
(JASDAQ・コード番号4288)

  ネットワークセキュリティソリューションの提供を主業務とする株式会社アズジェント(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:杉本隆洋、JASDAQ:4288、以下、アズジェント)のコネクテッドカー・セキュリティのパートナーであるKaramba Security(カランバセキュリティ CEO & Co-founder:Ami Dotan 所在地:イスラエル 以下、Karamba社)が、自動運転車の安全性とセキュリティの向上を目的に、自動運転車の遠隔制御システム開発のPhantom Auto社とパートナーシップを締結することを発表しました。
この締結により、Karamba社のECUセキュリティソリューション「Carwall」とPhantom Auto社が開発した自動運転車用遠隔操作セキュリティ対策を組み合わせた共同ソリューションを6月6~7日に米国デトロイトで開催されるTU-Automotive Detroit(ブース番号 B143)で展示します。

  Phantom Auto社(ファントムオート CEO & Co-founder:Shai Magzimof 所在地:米国カリフォルニア州)は、自動運転車が運転できなくなった際、遠隔操作によって運転することを可能とするために、低遅延の車両通信ソフトウェア、リアルタイムでのサポートを提供するAPI、遠隔操作を行うサービスを提供しています。

  今回のパートナーシップ締結にあたり、Phantom Auto社のCEOであるShai Magzimof氏は
「私たちのお客様は、自動運転車のテストや配備における安全性が最適であることを確認するために、弊社の遠隔操作テクノロジーを自動運転車に組み込みます。Phantom Autoの遠隔操作テクノロジーを利用した自動運転車の場合、車両が自律的に安全に操作できなくなったときのために高度な訓練を受けている遠隔オペレータがすぐに自動運転車の操作を肩代わりします。ただ、その機能を有効にするテクノロジーが安全である必要があります。Karamba社のCarwallは、自動運転車をターゲットにした攻撃を阻止し、弊社の顧客に最適化された安全性を保証するために必要なセキュリティを提供します。」 とコメントしています。
   一方、Karamba社のCEO & co-founderであるAmi Dotan氏も次のようにコメントしています。 「完結したセキュリティと信用性がなければ、消費者は自動運転車に信頼を置きません。Phantom Auto社とパートナーシップを締結することにより、自動運転車の乗客に安全でセキュアな体験を提供するとともに、自動車業界に変革的なイノベーションを実現させることができます。」

【Karamba Security】

  Karamba Security社は、コネクテッドカーや自律走行車向けに業界をリードするサイバーセキュリティソリューションを提供します。CarwallやSafeCANなどのAutonomous(自動・自立型)IoTセキュリティ製品は、誤検知なしでサイバー攻撃を防ぎ、OTAアップデートを含む通信を認証し、オーバーヘッドなくエンドツーエンドの車載セキュリティを提供します。メリットとしては、接続要件がなく、アップデートの必要もない上、パフォーマンスへの影響もごくわずかなことがあげられます。Karamba Security社は17のOEM※3およびTier-1※4とPOCを行っています。2017年にはTU-Automotiveの Best Cybersecurity Product/Service および North American Frost & SullivanよりAutomotive New Product Innovationを受賞しています。



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