プレスリリース

Karamba Security社とデンソー社がパイロットプロジェクトの成果について共同発表
~ SAE World Congress Experienceにて ~

2018年4月5日
株式会社アズジェント
(JASDAQ・コード番号4288)

  ネットワークセキュリティソリューションの提供を主業務とする株式会社アズジェント(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:杉本隆洋、JASDAQ:4288、以下、アズジェント)が自動車メーカー(OEM)や周辺サプライヤー(Tier1、2)などの日本企業に販売を行うセキュリティ製品 「Carwall」の開発元であるKaramba Security Ltd.(カランバセキュリティ CEO & Co-founder:Ami Dotan 所在地:イスラエル 以下、Karamba Security社)が、SAE World Congress Experienceにおいて、株式会社デンソーと共同で、パイロットプロジェクトの成果について発表いたします。

  SAE World Congress Experienceは、SAE(Society of Automotive Engineers)が主催する自動車技術専門展です。2018年は米国ミシガン州コボ・センターで4月10~12日に開催されます。

  Karamba Security社とデンソー社は、「AE202 Cybersecurity for Cyber-Physical Vehicle Systems」の第二部で、「Mitigating Unknown Cybersecurity Threats in Performance Constrained Electronic Control Units(パフォーマンスが制約された電子制御ユニットにおける未知のサイバーセキュリティ脅威の緩和について)」と(4月10日15:00~)題した講演を行います。 この講演では、デンソー社のGopalakrishnan Iyer博士、Ameer Kashani博士、あんどう もとのり氏、えがわ ますみ氏、Karamba Security社のAssaf Harel、Tal Ben Davidが執筆した論文の要約を説明します。また、Karamba Security社は今回の共同パイロットによって、断続的な接続性やパフォーマンスへの影響に対する低い耐性といったECUの制約に対応しながらも、リアルタイムにゼロデイ攻撃からの保護、脅威予防を行わなければならないという従来の自動車向けサイバーセキュリティ対策の課題をどのように克服できたかについて発表します。

  Karamba Security社の共同設立者兼チーフ・サイエンティストであるAssaf Harelは今回の講演にあたり、「自動車のECUは脆弱性を含む可能性がある何百万行ものコードで構成されており、一度悪用されてしまうと、消費者の安全に影響を与えます。ECUを工場出荷時の設定に従って自動的に強化することにより、Karamba Security社はサイバー脅威を緩和できます。今回、デンソー社との共同パイロットにおけるパフォーマンスインパクトの分析結果と成果を発表することができて、大変喜んでいます」と述べています。

SAE World Congress Experience
http://wcx18.org/

【Karamba Security】

  Karamba Security社は、コネクテッドカーや自律走行車向けに業界をリードするサイバーセキュリティソリューションを提供します。CarwallやSafeCANなどのAutonomous(自動・自立型)IoTセキュリティ製品は、誤検知なしでサイバー攻撃を防ぎ、OTAアップデートを含む通信を認証し、オーバーヘッドなくエンドツーエンドの車載セキュリティを提供します。メリットとしては、接続要件がなく、アップデートの必要もない上、パフォーマンスへの影響もごくわずかなことがあげられます。Karamba Security社は16のOEMおよびTier-1とPOCを行っており、1年間で3ラウンドにわたって1700万ドルの投資を受けました。2017年にはTU-Automotiveの Best Cybersecurity Product/Service および North American Frost & SullivanよりAutomotive New Product Innovationを受賞しています。



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