プレスリリース

コネクテッドカー・IoT機器のセキュリティを提供するKaramba Security社 とFEV社が共同で、自動運転車をハッキングから防御するためのデモンストレーションを実施

2017年1月11日
株式会社アズジェント
(JASDAQ・コード番号4288)

セキュリティ及び運用管理ソリューションの提供を主業務とする株式会社アズジェント (所在地:東京都中央区、代表取締役社長:杉本隆洋、JASDAQ:4288、以下、アズジェント)が、2016年11月 より取扱いを行っているAutonomous(自動・自立型)セキュリティ製品 「Carwall」、「IoTwall」の開発元で あるKaramba Security Ltd.(カランバセキュリティ CEO & Co-founder:Ami Dotan 所在地:イスラエル 以下、 Karamba社)が、FEV社※1(エフ・イー・ヴイ 所在地:ドイツ)と共同で、自動運転車をハッキングから防御 するためのデモンストレーションを、CES(Las Vegas, Jan. 5 - 8, 2017)で行いました。
また、1月18日より東京ビックサイトで開催される「オートモーティブワールド」に出展しますので、 ご案内します。

「コネクテッドカー」は、インターネットを通じて外部とのデータ通信を 行うため、セキュリティが懸念されます。この対応策として、IDS等が検討されています。しかし、 自動車などのサイバーセキュリティーの専門家であるAndre Weimerskirch 博士※2は、「これらの 防御方法は、ヒューリスティック手法を用いており、これらの防御方法を自動車に用いるのは、 近い将来難しくなってくるだろう」と述べています。誤検知が常に発生するため、この誤検知を トリガーに安全関連のシステムに影響を与えかねないからです。

Karamba社はこの問題を解決するセキュリティ対策ソリューション 「Carwall」、「IoTwall」を開発しました。 「Carwall」、「IoTwall」は、IoTハードウェア、IoTソフトウェアの変更をすることなく、 サイバー攻撃の防御を行うAutonomous(自動・自立型)IoTセキュリティ製品です。IoT機器 の製造過程で電子制御ユニット(ECU)そのものにセキュリティ設定を施すことにより、他の セキュリティ対策製品に発生しがちな誤検知を回避します。

【Carwall、IoTwallの主な特徴】

  • ・制御ユニット(ECU)の性能負荷、必要リソースが"極小"
  • ・誤検知"ゼロ"
  • ・リアルタイム"ゼロデイ攻撃プロテクション"
  • ・Factory-setting ECU プロテクション"強固なAutonomous(自動・自立型)セキュリティ"
        ― インメモリハックなど高度な攻撃に対応するための製造過程でのセキュリティポリシー自動設定


Karamba社は、2016年に初期投資段階のステルスモードから商品提供の為の フェーズに移行しましたが、商品コンセプトの優位性から、自動車メーカー、関連機器メーカーや OSプロバイダ、IoT機器メーカーなどからも注目されており、三四半期で、8社でPoCが行われるほか、 多くの企業から問い合わせをうけています。

また、Karamba社とアズジェントは、1月18日(水)に開催される 「第9回オートモーティブワールド」のイスラエルパビリオンにおいて商品展示、プレゼンテー ションを行います。また、個別会議(要事前申込)も受け付けています。


【第9回オートモーティブワールド概要】

会期:2017年1月18日(水)~20日(金)

会場:東京ビッグサイト

公式サイト:http://www.automotiveworld.jp/

小間番号:E45-11(イスラエルパビリオン)

プレゼンテーション:18日16:50-17:20(5社共同)

個別会議申込:https://goo.gl/wn6kGg


※1 FEV社:
車両開発、パワートレイン、自動車の電装システムの開発、 試験設備を開発するエンジニアソリューションカンパニー

※2 Andre Weimerskirch 博士:
Lear社Vice President。前職で、ミシガン大学交通研究所(UMTRI) で交通システムのサイバーセキュリティーを研究。組み込みシステムのセキュリティ技術を手掛ける ESCRYPT社(2012年にBosch社が買収)の共同創業者。SAE(米自動車技術会)「車載セキュリティ委員会」 の副委員長。



関連商品・サービス

Karamba Security IoTwall、Carwall(IoTセキュリティ)