プレスリリース

Karamba社のコネクテッドデバイスセキュリティソリューション
Karamba XGuard CFI、Interop Tokyo 2019にて審査員特別賞を受賞
~ IoT製品においてコードインジェクションなどからメモリを保護する機能が評価 ~

2019年6月17日
株式会社アズジェント
(JASDAQ・コード番号4288)

awards   ネットワークセキュリティ提供を主業務とする株式会社アズジェント(所在地:東京都中央区 代表取締役社長:杉本隆洋 以下アズジェント)の販売するコネクテッドデバイスセキュリティソリューション「Karamba XGuard CFI」が、Interop Tokyo 2019において、Best of Show Award セキュリティ部門において審査員特別賞を受賞しましたのでお知らせします。

【Best of Show Award】
  Interop Tokyoは1994年から開催されているインターネットテクノロジーの国内最大級のイベントです。Best of Show Awards は、出展企業各社からエントリーされる選りすぐりの新製品を、有力メディア各社のキーマンと、学術界の識者によって編成される審査委員会が審査し、「今年の一品」を決定するアワードです。300近いエントリーからファイナリスト審査会を経て決定します。
  Karamba XGuard CFIのCFI(Control Flow Integrity:関数呼び出しの飛び先とリターンアドレスを検証するコードをプログラムに挿入する技術)機能が評価されての受賞となりました。多くのCFI製品が関数呼び出しの正当性のみチェックしている中、関数呼び出しだけでなく関数の復帰(リターンアドレス)の正当性もチェックすることができ、これによりインメモリ攻撃から防御できます。リソースが限られたIoTやコネクテッドカーでは、リソースのミニマイズ化とパフォーマンスへの影響の低さが求められます。Karambaが多くの自動車メーカーやTier-1、IoTデバイスメーカーで圧倒的な支持を受けているのは、インメモリ攻撃対策においてリソースとパフォーマンスの影響を最小限におさえることができる点にあります。

【Karamba XGuard CFI】
  Karamba社のXGuard IntegrityはECUへの改ざんの試みを検知し、ECUの正規な振る舞い以外の動作を防止するオートノマスセキュリティソリューションです。現在、30社以上の自動車メーカーやTier-1が採用およびPoCを通して検討を行っています。また、Karamba社のテクノロジーは海外でも注目されており、米国Detroitで毎年開催されるTU-Automotive Worldでは2017年から3年連続でアワードを受賞を受賞するなど数々のアワードを受賞しています。
  Karamba XGuard CFIはIoT用OS向けにCFI機能をカスタマイズした製品となります。 なお、以下のアズジェント取扱い 2製品も Best of Show Award ファイナリストになっています。
[セキュリティ部門]
DEEP THREAT PREVENTION
[クラウドサービス部門]
IRONSCALES MSSP API

【その他の受賞歴】
2017年3月   Frost &Sullivan "Best Practices Award 2017"
2018年3月   AUTO Connected CAR News "2018 Best Automotive Cybersecurity Solution"
2018年5月   Gartner "Cool Vendors in IoT Security"
2019年3月   SC Magazine "Highly Regarded Innovator Awards"

※ 2000年代初頭より学術的にCFIは優れたセキュリティの方法として認識されていましたが、①メモリリソースを多く利用してしまう、②パフォーマンス低下が著しい、という点があり、これまでは実用化が難しい技術でした。