プレスリリース

無害化ソリューション「Votiro Disarmer※1」がバージョンアップ!
管理機能の強化、パスワード付き圧縮ファイル対応などの新機能を追加
~メール無害化/ファイル無害化市場 国内シェアNo.1(2017年度、売上⾦額ベース)※2

2019年2月28日
株式会社アズジェント
(JASDAQ・コード番号4288)

  ネットワークセキュリティ提供を主業務とする株式会社アズジェント(所在地:東京都中央区 代表取締役社長:杉本隆洋 以下アズジェント)の販売する無害化ソリューション「Votiro Disarmer(ボティーロ ディスアーマー 旧名称:Votiro Secure Data Sanitization)」が、Ver.8.2にバージョンアップし、管理機能が大幅に強化されましたので、ご案内いたします。

【Votiro Disarmer】
  Votiro Disarmerはファイルがマルウェアを含んでいるかもしれないという「可能性」を重要視し、外部から入ってくるあらゆるファイルを無害化するソリューションです。Office、一太郎、PDF、CADなど様々なファイル形式に対応しており、特に国内で多くの組織に幅広く導入されている純国産の日本語ワープロソフト「一太郎」においては、開発元である株式会社ジャストシステムの協力により、いち早く無害化に対応しました。これにより、地方自治体においては、46都道府県内の県もしくは県下の市区町村へ導入※3されており、実質的なデファクトスタンダード製品となっています。

Votiro Disarmer管理画面

【管理機能の強化】
  今回のバージョンアップでは、既存ユーザからの「簡単に無害化ルールを設定したい」、「無害化の状況を可視化したい」といった要望を反映し、管理機能を強化しました。主な内容は以下のとおりです。

  • 無害化ポリシー設定の簡易化
    従来は無害化ポリシーをXML形式で記載する必要がありましたが、管理画面をGUI化することにより、ファイルタイプによるアクション(無害化する、無害化しない、ブロックする等)を簡単に設定することができるようになりました。また、特定のメールアドレスから添付ファイルを受信した際には無害化を行わないといった例外処理も行うことができるため、より実用に即した運用が可能となります。
  • 無害化状況を可視化
    ポータル画面で無害化処理したファイル数、ファイルタイプ、無害化処理時間の平均時間といった統計状況を表示することで、組織内の無害化状況を簡単に把握できるようになりました。
  • Zero-day Detection
    無害化したファイルのオリジナルファイル(アーカイブされた無害化前ファイル)を最新のウイルス定義ファイルで定期的に再スキャンし、マルウェアが検知された場合、管理画面に表示します。これにより、管理者はVotiro Disarmerが防いだゼロデイ攻撃を把握することができます。

【その他の新機能】

  • パスワード付き圧縮ファイル対応
    パスワードによって保護されたファイル(単体ファイル、メール添付ファイルを含む)をDisarmerに取り込む際、ユーザが表示される画面に復号用のパスワードを入力することで、このようなファイルを解凍して無害化できるようになりました。対応ファイル形式は、ZIP、RARおよび7Zです。
  • URLレピュテーション機能
    ファイル(Word、RTF、PDF)内にURLが記載されている場合、URLのリンク先を外部データベースと照合、リンク先がフィッシングサイトやマルウェア感染のリスクの高いサイトであれば、ファイルをブロックし、そしてブロックした理由を説明するPDFを受信者に送付します。
  • 対応ファイルタイプの追加
    日本独自のCADフォーマットJWW、およびSXF(SFCとP21)に対応しました。
  • 製品のアーキテクチャ変更により、無害化プロセスの処理パフォーマンスおよび安定性が向上しています。

  尚、Votiro Disarmer Ver.8.2は2019年2月28日より販売を開始し、従来のメインユーザであった地方自治体や官公庁に加え、金融機関や教育機関、重要インフラもターゲットに積極的に販売活動を強化していきます。

【Votiro Disarmer Ver.8.2】
開発元:Votiro, Inc. (所在地:イスラエル、C.E.O. and Co-Founder:Aviv Grafi)
販売開始:2019年2月28日
販売目標:200社(2019年度)
ラインナップと販売価格(税抜、初年度保守含):
   Votiro Disarmer Email Connector(E-mail連携)6,270,000円~(初年度保守込)
   Votiro Disarmer File Connector(ファイルサーバ連携)3,220,000円~(初年度保守込)
   Votiro Disarmer Web Service(Web API連携)3,220,000円~(初年度保守込)
主な特徴:
・様々なアプリケーションファイル(Microsoft Office、PDF、一太郎、画像、圧縮ファイル等)を自動で無害化
・未知、既知にかかわらずあらゆるマルウェアを防御
・ファイルのあらゆる入手経路をアクセスポイントに対応
・高速な無害化機能によるユーザの生産性維持

※1 Ver.8.2より製品名称がVotiro Secure Data SanitizationからVotiro Disarmerに変わりました。
※2 出典:ITR「ITR Market View:エンドポイント/無害化/インターネット分離市場2019」
※3 2019年1月現在



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