プレスリリース

アズジェントのコネクテッドカー・IoT機器セキュリティ・パートナーである
Karamba Security社、 Auto-ISACの年次サミットにて
サイバー攻撃に関する講演を実施

2017年12月13日
株式会社アズジェント
(JASDAQ・コード番号4288)

  ネットワークセキュリティソリューションの提供を 主業務とする株式会社アズジェント(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:杉本隆洋、 JASDAQ:4288、以下、アズジェント)が販売を行っているAutonomous(自動・自立型)セキュリティ製品 「Carwall」、「IoTwall」の開発元 Karamba Security社のCEO & Co-founderであるAmi Dotanが、Auto-ISACの年次サミットにおいてサイバー攻撃に関する講演を行うことになりましたのでご案内します。

  Auto-ISACの年次サミット「Start Your Enginesコンファレンス」(https://summit.automotiveisac.com/)は2017年12月13日、14日の2日間にわたって米国ミシガン州ディアボーンで開催され、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)、連邦取引委員会(FTC)、国土安全保障省(DHS)や自動車業界におけるサイバーセキュリティ専門家が講演を行います。

   Karamba社は、誤検出なしでハッキングをブロックするデモンストレーションとAutonomous Securityを導入していないベンダーにおいてもセキュリティバグ修正に不可欠なフォレンジックデータを入手する方法を紹介します。
「Karamba社のソフトウェアがサイバー攻撃を防御すると、阻止した脆弱性に関する報告をAuto-ISACに行います。Auto-ISACメンバーはその情報を共有、脅威アラートとフォレンジックデータを使用することによって、Karambaのソフトウェアによって保護されていない車においてもセキュリティバグを修正することができます。」とKaramba社のAmi Dotanは述べています。

  Auto-ISACメンバーと共有するデータは、Karamba社によって防御された脆弱性に対する攻撃手法、予防方法、およびフォレンジックデータを含む俯瞰的な情報です。Auto-ISACは、各メンバーが自動車業界におけるサイバーセキュリティに関する意識やコラボレーションを強化するために尽力しています。 Karamba社のAutonomous Securityは、Auto-ISACメンバーが誤検知なく攻撃を防止し、消費者の安全を確保するための鍵となります。
  また、ヒューリスティックベースのセキュリティは誤検知につながります。一つの誤検知が生命に関わるエラーを起こす可能性を秘めているため、誤検知の数を最小限に抑えるだけでは不十分です。Ami Dotanの講演では、これらの課題を克服するためにどのように工場出荷時の設定に基づいて車両のECUを強化し、ハッキングによるコマンドの逸脱を阻止するかについて説明します。

  Auto-ISACとKaramba社はネバダ州ラスベガスにて開催されるCES 2018(2018年1月9日~12日)においても講演を行う予定です。(https://www.ces.tech/


【Auto-ISAC】
  Auto-ISAC(Automotive Information and Sharing Analysis Center:自動車情報共有・分析センター)は車両のサイバーセキュリティリスクを対処するためのグローバルな情報共有コミュニティとして、2015年8月に主要な自動車メーカーによって創設されました。 Auto-ISACは、サイバー脅威、脆弱性、およびコネクテッドカーに関連するインシデント情報の共有・追跡・分析のハブとして機能しています。現在、Auto-ISACメンバーは北米で99%以上の軽量車※1を取り扱っており、30社以上の世界的なOEM事業者やサプライヤーが含まれています。また、この協力関係の効果により、近年では大型トラックのOEM事業者およびそのサプライヤー、商用車両を扱う運送業者等までメンバーシップを拡大しています。

※1 12人までの人が乗り移動するために設計された自動車。


【Karamba社】
  Karamba社のAutonomousセキュリティ製品である「Carwall」、「IoTwall」は、コネクテッドカーやIoT機器に対するサイバー攻撃を防ぐセキュリティソリューションです。IoT機器の製造過程で電子制御ユニット(ECU)そのものにセキュリティ設定を施します。このため、シグネチャのアップデートを行うことなく、攻撃を防ぐことができます。また、 工場出荷時の設定を自動的に学習し、その設定に沿わない振る舞いを検知、防止するためのセキュリティポリシーを自動生成します。これにより、保護対象製品のライフサイクルに行きわたるゼロデイ保護をリアルタイムに提供できます。そして、このセキュリティ機能は自動車業界に限定された技術ではなく、IoT、医療機器やドローンなどのコントローラにより制御されるアーキテクチャへの適用も可能です。この商品コンセプトの優位性から、Frost & Sullivan社より自動車業界における新商品イノベーション部門においてBest Practices Awardを受賞、Forbes Israelの2016 Top10 Security Ventureに選出されるなど、その技術と先進性が注目されています。



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IoTwall、Carwall(IoTセキュリティ)