プレスリリース

情報セキュリティのPDCAツールM@gicPolicyQUICK 新バージョンを販売開始
~大規模組織への対応等をコンセプトに100項目以上の機能を追加・改善~

2006年6月7日
株式会社アズジェント
(店頭登録銘柄・コード番号 4288)

セキュリティソリューション提供を主業務とする株式会社アズジェント(代表取締役社長:杉本 隆洋 所在地:東京都中央区日本橋)は、情報セキュリティのPDCAツール「M@gicPolicyQUICK」の新バージョン(Ver.3.0)の販売を開始いたしますのでご案内いたします。

【背景】

コンプライアンスへの対応が求められる今日、多くの組織において情報セキュリティの意識も高まってきています。セキュリティコンプライアンスに真剣に取り組む組織では、情報セキュリティ対策を実施することにより、未然に損失を防ぎ、且つ安全面から競合他社との競争力のアップに繋がるものと捉え、情報セキュリティのPDCA運用に取り組んでいます。
一方、それらの情報セキュリティ担当者の多くが、PDCA運用に問題を抱えています。この為、情報セキュリティを運用に落とすことのできる仕組み(フレームワーク)が求められています。

<情報セキュリティ担当者の抱えている悩み>
セキュリティポリシーの運用における問題点


【情報セキュリティのPDCAツール M@gicPolicyQUICK】

アズジェントの提供する「M@gicPolicyQUICK」は、セキュリティポリシーの策定(Plan)→運用(Do)→運用チェック(Check)→改善(Act)のPDCAサイクルを組織全体で効率よく運用していくことを主眼とした情報セキュリティのPDCAツールです。利用者に実施すべきセキュリティ対策を明記した運用チェック項目を配信することによって、組織全体に自己監査を促すことが出来ます。これにより、組織全体の意識改革が図れ、運用に落としやすくなります。

【新バージョンV3.0のコンセプト】

今回、M@gicPolicyQUICKはVer.2.03からVer.3.0へバージョンアップするにあたり、「大規模組織への対応」、「自動化・省力化」、「導入コストの削減」、をコンセプトに100項目以上の機能が追加・改善されました。
特に大規模組織への対応として、セキュリティ文書の取り込み機能、部門別セキュリティ文書の表示機能等の機能を充実化することにより、既にセキュリティ文書を保持している組織においても、既存のセキュリティ文書を使った運用が可能になりました。
また、部門毎の自動(不適合項目)判定ルールの設定、不適合改善項目(部門として運用できていないセキュリティ対策項目)の改善パターンの提供等、様々な部分を自動化、省力化することによって管理者にとってより導入、運用がしやすいツールとなっています。
さらに、導入コストの削減として、PostgreSQLをバンドルすることにより、データベースのコストを大幅に削減しました。

アズジェントでは、この「M@gicPolicyQUICK Ver.3.0」のPostgreSQL版を7月3日より、MS-SQL版の8月より出荷開始します。また、今後においてもユーザの意見等を反映しつつ、バージョンアップを行っていく予定です。

※不適合項目とは、運用ができてない改善が必要な項目のこと



【M@gicPolicy QUICK リリース情報】

■販売予定時期
2006年7月3日
■販売予定価格
576,000円(100ユーザ)~
■Ver.3.0の主な新機能・改善点/dt>
1. 大規模組織への対応
  • 既存セキュリティ文書の取り込み
  • 部門別のセキュリティ文書の表示設定
  • 運用チェック項目のカスタマイズ(修正・追加)
  • 部門毎に異なる運用チェック項目が配信可能
  • クラスタ環境に対応
2. 自動化・省力化
  • 自動判定ルールの推奨値提供により、判定作業を簡略化
  • 部門、セキュリティカテゴリ毎の自動判定ルールの設定
  • 不適合改善時の改善パターンを提供することにより、改善方法選択を省力化
  • 改善パターンを集計することにより、不適合改善のトレンドを把握
  • 操作画面改善による操作性向上
3. 導入コストの削減
  • PostgreSQLへの対応
  • 不適合項目を改善するための機能を有した推奨セキュリティ商品の表示
4. その他
  • ユーザがセキュリティ事件・事故の報告を行うことのできる「セキュリティ事件・事故報告」機能の追加
  • メッセージの履歴管理機能
■動作環境
[サーバ環境]
ハードウェア要件
CPU Intel Xeon 1.4 GHz 以上
メモリ 512MB以上(1GB以上推奨)
HDD 1GB以上の空き容量
ソフトウェア要件
OS Microsoft Windows 2000 Server (SP4 以上、.NET Framework 1.1 以上)
Microsoft Windows Server 2003
Microsoft Windows Small Business Server 2003
データベース PostgreSQL 8.1.3 Japanese
(インストーラは、「M@gicPolicyQUICK インストーラ CD-ROM」にバンドル)
Webサーバ Internet Information Services (IIS)(5.0 以上)

※ 以下のデータベースに関しては、順次対応の予定

  • Microsoft SQL Server 2000
  • Microsoft SQL Server 2000 Desktop Engine (MSDE 2000) Release A
  • Microsoft SQL Server 2005
■クライアント環境
Explorer 6.0以上、Adobe Reader 6.0 以上