「Applico SIP RTCスイッチ」がマイクロソフト社Office Live Communication Server2003に標準対応
~他社に先駆けNAT越えにより多拠点での高品質音声、動画通信を実現~
2004年3月9日
株式会社アズジェント
セキュリティソリューション提供を主業務とする株式会社アズジェント(代表取締役社長:杉本 隆洋 所在地:東京都中央区日本橋)の販売する実用次世代IP電話装置「Applico SIP RTC スイッチ」の全機種がこの度、マイクロソフト株式会社(以下、マイクロソフト社)のOffice商品である「Microsoft Office Live Communications Server 2003」(以下Live Communications Server2003)に標準対応し、高品質な音声、動画、アプリケーションの通信が可能になりました。
マイクロソフト社の「Live Communications Server2003」は企業向けに強化されたインスタントメッセージや音声通話、ビデオ会議等を組み合わせた企業内のインスタント メッセージング ソリューションです。相手の状況を示す「プレゼンス情報」によってメンバーがオンラインかどうかを瞬時に判断でき、必要な相手と必要な時に適切な方法で相手の状態を理解しながらコミュニケーションを行うことができます。また、SIPおよびSIMPLEなどの標準プロトコルをサポートしています。
一方、アズジェントの販売する「Applico SIP RTCスイッチ」はインターネットでVoIPを利用する際の懸念事項である通信品質とセキュリティの問題を解決する商品です。マルチストリーム技術により、画像、アプリケーション、プレゼンスといったRTC(リアルタイムコミュニケーション)に対応します。また、従来のファイアウォール機器では対応できなかった n対nのNAT越えを実現するとともにSIPのデフォルトポートである5060を制御することができます。
「Applico SIP RTCスイッチ」は「Live Communications Server2003」の他社に先駆け、NAT越えを可能としたはじめての商品であり、今までローカル環境でしか実現できなかった音声・画像等の通信を多拠点で利用することが可能にします。これにより企業内だけでなく、関連会社間などでの「Live Communications Server2003」を用いたコミュニケーションを確立することができます。また、Windows Messenger5.0を使用することにより、高品質な音声、画像、アプリケーションの伝送をローコストで実現することができます。
Applico SIP RTCスイッチ全機種を「Live Communications Server2003」に標準対応することで、既存電話の置き換えによる通信コストの削減という命題を解決するばかりでなく、「Live Communications Server2003」と接続することにより、様々なアプリケーションを利用した新しいビジネスモデルを提供することが可能になります。
【Applico SIP RTC スイッチ】
- ■販売予定価格
- 98万円~
- ■Applico SIP RTCスイッチとLive Communications Server2003の組み合わせによるメリット
-
- Live Communications Server2003 のNAT越えを実現
- Applico SIP RTCスイッチの高品質化技術により、高品質な音声・画像の伝送を実現
- 各拠点のクライアント管理がLive Communications Server2003を使用することにより、1拠点で管理
- 現在のサーバ等のインフラを活用し、Applico SIP RTCスイッチの最適な機種を選択することによりローコストでライブコミュニケーションを実現