プレスリリース

アズジェント、チェック・ポイントと日本IBM Linuxサーバー向け
セキュリティ・ソリューション販売で協業

2002年10月21日
株式会社アズジェント
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社

株式会社アズジェント(本社・東京都中央区、代表取締役社長・杉本隆洋、以下アズジェント)とチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(本社・東京都新宿区、社長・宇山幸伸、以下チェック・ポイント)、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・大歳卓麻、以下日本IBM)の3社は、オープンソースの基本ソフトLinuxを搭載したサーバーで稼動するファイアウォールやVPN (Virtual Private Network:仮想専用線)などのセキュリティ・ソリューションの販売において協業することで基本合意し、本日より販売を開始します。

協業の中核は、IBMのIA(インテル・アーキテクチャー)サーバー「eServer xSeries」に、LinuxとCheck Point Software Technologies Ltd.(以下Check Point社)の「VPN-1/ FireWall-1」等セキュリティ・ソフトウェア製品を搭載し、導入から運用保守サービスまでの一貫したソリューションとして、ファイアウォール・アプライアンス販売国内最大手のアズジェントが提供するというものです。

IDC Japanが本年9月に発表した「国内オペレーティングシステム(OS)市場動向」では、Linuxは2001年から2006年まで年間平均成長率25.3%と、全OS中で最も高い伸びが見込まれており、金額ベースでは0.4%から1.2%に成長すると予測されています(注1)。3社は、企業の基幹システムでの利用も進むLinuxサーバーに、処理能力に優れ、信頼性の高いハードウェアと強固なセキュリティ・ソリューションを組み合わせ、運用保守サービスまでを一貫して提供することで、お客様は高速なネットワーク環境に対応できる堅牢なセキュリティ・システムを迅速に構築できます。

チェック・ポイントは、Check Point社の100%日本法人で、主力製品の「VPN-1/FireWall-1」は、ファイアウォールとVPNの両市場で世界トップ・シェアを占めています。これらのソリューションを、ERPやCRM、SCMなどの基幹業務やサーバー統合をインテル・アーキテクチャーで行なえるxSeriesと組み合わせることで、強力なアクセス制御、認証、VPN、NAT(Network Address Translation)、QoS(Quality of Service)などのセキュリティ機能を統合したLinuxソリューションを提供できます。

本協業における3社の主な役割は以下のとおりです。

  • アズジェント
    eServer xSeriesへ、Linux及びVPN-1/FireWall-1を導入し、全国の販売店経由で販売するとともに、運用保守サービスを提供
  • チェック・ポイント
    VPN-1/FireWall-1をはじめとするCheck Point社製品販売における同製品の販売支援・技術支援を提供
  • 日本IBM
    eServer xSeries の本ソリューション用サーバーとしての提供

参考価格は以下のとおりです。

■構成
ハードウェア  :  IBM eServer xSeries
ソフトウェア  :  VPN-1/FireWall-1(保守を含む)
価格  :  121万円から(税別)
発売日  :  2002年10月21日


(注1)  IDC Japan、2002年9月22日発信のプレス・リリースより。
Check PointおよびVPN-1/FireWall-1は、Check Point Software Technologies Ltd.の商標または登録商標です。
IBM、e-businessロゴ、eServer、xSeriesは、IBM Corporationの商標。
UNIX は、The Open Groupの米国およびその他の国における登録商標。
Linuxは、Linus Torvals氏の商標。
Intelは、Intel Corporationの米国およびその他の国における商標。
その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標。