プレスリリース

ローカル環境にあるデータを簡単、セキュアにインターネットからアクセスする
データアクセスソリューション「SWANStor」販売開始

2002年8月1日
株式会社アズジェント

ワールドクラスのセキュリティソリューション提供を主業務とする株式会社アズジェント(代表取締役社長:杉本 隆洋 所在地:東京都中央区日本橋)は、この度、エリアビイジャパン株式会社(代表取締役社長:水野 正博 所在地:東京都渋谷区)のデータアクセスソリューション「SWANStor」の販売を開始いたします。

【背景】

今日、多くの企業がスケジュール管理、在庫管理など様々な用途にWebベースのシステムを導入しています。そして、社内、社外に関わらず、インターネットを介していつでも情報を取得できる環境が求められています。従来、外部にデータを公開するためには、DMZ等にWebサーバをたてて公開する、VPNまたはRASを使用し公開しなければなりませんでした。しかし、前者は不特定ユーザがサーバに到達可能な為、それぞれ個別に保護手段が必要です。また、後者はClientにVPNソフトの導入が必要な為、アクセス可能なクライアントが限られるという問題がありました。 この為、セキュリティを保ちつつ、簡単に情報を公開することを可能とする手段が求められていました。

「SWANStor」は社内に現存するWebベースのデータベースを安全・簡単に社外に公開することのできるデータアクセスソリューションです。企業内のLANにアクセスクライアントを登録する「SWANStor Server」を導入するだけで、接続サイトであるSWANStor Gateway (エリアビィ社が提供) を通じて、データを暗号化し、セキュアなデータアクセスを可能にします。クライアントへのソフトウェアのインストールは不要で、クライアントはブラウザを利用して接続サイトにアクセスし、データを取得することができます。

認証情報は「SWANStor Server」内に保有し、認証動作自体はSWANStor Gatewayが代理で行い、認証が正しく行われた後に、初めてクライアントのアクセスを許可するという方式(アクティブ・インフォメーション・ルーティング技術)を採用しています。これにより、外部からのアクセスポートを開けることなく、既に導入済みのセキュリティシステムの強度を落とす必要はありません。

また、サーバ毎の個別認証キーを使ったPKI通信、128ビットSSL/SLSの実装、ユーザ管理機能によるアクセス制限、ログ機能等数々の特徴を備えているので、従来、DMZ等に公開されていた共有サーバ等を完全にセキュリティシステムの中に配置できるようになり、大規模なネットワーク構成変更を行わず、セキュアな情報共有環境の構築が可能になります。

【特徴】

■簡単な導入
既存のWebベースのグループウェアサーバ、認証サーバ、クライアントデバイス、ファイアウォール等のセキュリティ環境をそのまま利用することができるので無駄な投資を必要としません。また、クライアント側にソフトウェアをインストールする必要はありません。
■セキュリティの強化
社外にあるSWANStor Gatewayを経由して、ユーザ認証を行うので認証が終わるまで Webサーバにはユーザのデータアクセスは許可されません。また、外部からのアクセスポートは全て閉じることができます。