プレスリリース

SiteScope for Web書き換え対策版 出荷開始

2002年2月20日
株式会社アズジェント

ワールドクラスのセキュリティソリューション提供を主業務とする株式会社アズジェント(代表取締役社長:杉本 隆洋 所在地:東京都中央区日本橋)は、この度、Web書き換え対策用パッケージとしてSiteScope for Web書き換え対策版を販売いたします。

本年2月7日の総務省の発表(不正アクセス行為の発生状況及びアクセス制御機能に関する研究開発の状況)によると2001年度の不正アクセスは1253件であり、前年度の約12倍と大きく増加しています。また、その中で、不正アクセス後の行為として、ホームページの改ざん、消去を伴うものが935件となっています。 多発するホームページの改ざん事件はWebページを公開している企業において信用の失墜となり得るものであり、その対策をたてることは急務となっています。不正アクセス対策というとファイアウォールを連想しがちですが、ファイアウォールを設定していてもWeb等公開サーバのセキュリティ対策としては不十分です。

このような背景のもと、アズジェントでは、Web書き換え対策用ソフトウェアとして「SiteScope for Web書き換え対策版」を販売いたします。「SiteScope for Web書き換え対策版」はURLモニター機能により、Webサーバを監視、万が一書き換えが発生してもエラーを検出し、正規のコンテンツへと復帰させることができます。これにより、書き換えが発生しても短時間(数10秒)で修正することができるため、外部の目にさらされる可能性が少なくすみます。また、インストールは簡単で、モニター環境の設定も付属の手順書を参考に設定することにより、スムーズに行うことができます。

【Web書き換え防止手順】

1. URLモニター機能により現在のWebコンテンツと正規コンテンツを定期的にチェック
2. Web書き換え発生
3. エラーを検出、スクリプト及びアラートの実行
4. バックアップファイルから正規コンテンツへの自動修復
5. 正規のコンテンツに復帰

【SiteScope for Web書き換え対策版】

■出荷予定時期
2002年2月25日
■価格
468,000円~
■特徴
  • 簡単なインストールと設定
    インストールは簡単で、モニター環境の設定も付属の手順書を参考に設定することにより、スムーズに行うことができます。また、サーバにエージェントソフトをインストールする必要はありません。
  • Webページ自動修復
    改ざんが発生するバックアップした正規コンテンツを取り出し、自動的に修復を行います。
  • リアルタイムのエラー通知
    改ざんが発生するとE-mail、ポケベル、SNMPトラップなどでリアルタイムにエラーを通知することができます。
  • エンタプライズ・アプリケーションとの統合
    HP Open Viewのようなエンタープライズアプリケーションと統合することができます。エラーを検出するとSNMPトラップを直接エンタープライズ・コンソールに送りますので、集中管理に役立てることができます。

【SiteScopeについて】

サーバの稼動状況やネットワーク・アプリケーションを監視するサーバ監視ツールです。様々な監視のニーズに対応する約30種類ものモニタリング機能を標準装備しています。特にWebサーバにおいては、Webコンテンツの表示、CGI等のプログラムの動作状況などを監視することができる為、包括的なWebサーバのチェックが可能です。世界中の政府機関、ISP、大企業など300社以上で採用されている豊富な実績をもったソフトウェアです。