プレスリリース

アズジェント、InternetDynamics社と全面提携

1998年9月24日
株式会社アズジェント

ワールドクラスのイントラネット／インターネット向けパッケージドソリューション提供を主業務とする株式会社アズジェント（代表取締役社長：杉本隆洋所在地：東京都中央区日本橋）はこの度、Internet Dynamics, Inc.（米国 C.E.O. Peter Selda）と全面提携し、販売活動を開始いたします。

Internet Dynamics, Inc.（IDI）は米国において、AccessWareというカテゴリを創出した「InterConclave」の販売により、注目を集めている会社です。この度、IDIは日本におけるマーケティング及びセールスオペレーションの見直しを行い、セキュリティ市場において豊富なノウハウを持つアズジェントと全面提携していきます。これにより、従来の販売ルートはアズジェントに集約され、IDIはアズジェントと共同で販売活動をおこなっていきます。

『InterConclave』は、イントラネット／エクストラネットのメリットを最大限に引き出すことをコンセプトとしたアクセスコントロールを主目的とするセキュリティソフトウェアで、情報への安全で効果的なアクセス制御を暗号技術とハイブリッドなファイアウォール機能により実現します。

【アクセスコントロールの必要性】

企業内がイントラネット化されると、情報の一元化や共有化・フラット化が進み、社内の様々な情報へ多数のユーザが自由にアクセス可能になりますが、その反面、厳重に管理されるべき情報までもが共有されてしまいます。社外からの不正アクセスや情報の漏洩防止はもちろん、社内で活用するには特定の社員や部署への情報アクセスコントロールや情報自体にアクセスレベルを設けることが必要になってきます。社内情報と一般公開情報とを区別・制御するセキュリティ（ファイアウォール）と、ユーザー・グループ単位での情報アクセス権限をコントロールするセキュリティが両立してイントラネットのセキュリティは万全になるといえます。

【AccessWare】

情報への安全で効果的なアクセスを保証することにより、イントラネット/エクストラネットのメリットを最大限に引き出せるソフトウェアとして米国で生まれたセキュリティ・カテゴリです。

【InterConclave概要】

■販売目標

500本（初年度）

■価格

48万円～

■特徴

アクセスコントロール
パケットフィルタリング機能、アプリケーションゲートウェイ機能およびプロキシ機能を同時に動作させ、不要なパケットの通過を防いだ上で、暗号認証機能により、きめの細かい（ディレクトリ、ファイル、ユーザ、プロトコル単位）アクセス制御を実現します。
通信の暗号化
アクセスコントロールの過程で、クライアント、サーバ間の通信は業界標準技術（X509、SKIP）により暗号化されます。InterConclave Certificate Authorityが発行したX.509準拠の認証書を利用して、認証、SKIPによる暗号化通信を行いプライバシーを守ります。VPN機能は、InterConclaveのSEND（米国特許出願中）技術により、どのようなデータにも必要な機密性を確保し、認証されたユーザだけにより安全なデータ転送を行います。
セキュリティ管理
管理者においては、独自のDistributed Administrator（米国特許出願中）技術を用い、"ユーザグループ"、"情報セット"、"ポリシー"の3つの概念に基づき、柔軟なアクセス制御を実現しています。クライアントユーザにおいては、InterConclaveのIntraMapにより、アクセスが可能なリソースをクリックするだけで参照でき、アクセス権限がない場合でもリソース管理者へ情報公開の依頼メールを出すことができます。
ユーザ認証
ユーザの識別をするために複数の手法(Windows ID、InterConclave Certificate Authority、認証トークン、IPアドレス、IPドメイン)を用意しており、これらの手法は、セキュリティレベルと暗号化技術の関連により使い分けられます。

【動作環境】

■InterConclaveおよびAccess Filter

CPU
Pentium166Mhz以上を推奨
OS
Windows NT 4.0 Server
メモリ
192MB以上
LANアダプタ
２枚（PCIを推奨）
解像度
1,024×768（256色以上）

■PC-SKIP

CPU
Pentium120Mhz以上を推奨
OS
Windows 95またはWindows NT 4.0
メモリ
32MB以上を推奨