Check Point Quantum Lightspeedの特長
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NVIDIAと共同開発した革新的ASIC技術を採用
Quantum Lightspeedの一番の特長は、NVIDIAと共同開発したASICを搭載していることです。
CheckPointの独自アクセラレーション機構『SecureXL』では、一度ルールで許可された通信の後続パケットの検査を筐体内の別CPUを活用して処理するのことで高速化を行っていましたが、Quantum Lightspeedでは、この処理をNVIDIAのASIC側に搭載されたCPUへオフロードすることで、劇的なファイアーウォールスループット向上を実現しています。 -
Maestroとの連携により最大3.0Tbpsへ拡張可能
Quantum Lightspeedは、オンプレミスにおけるスケールアウト用アプライアンスである「Quantum Maestro」と連携することで、台数を追加した分スループットを増加させることができます。 例えば、250GbpsスループットのQLS250を初期導入時には2台導入し、最大3.0Tbpsスループットまで拡張することが可能です。
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世界で実証された導入事例
Quantum Lightspeedは大容量トラフィック処理、および低遅延が求められるシステム環境において、ワールドワイドで実証された導入実績を持ちます。
製造業
6つのデータセンター間で100TBのバックアップを週に一度、数時間かけて実施していたが、Lightspeed導入後は数10分まで時間が短縮され、日時のバックアップへと変更し、TCOを削減
小売業(ECサイト)
加速化するデータセンターのトラフィックアクセスに対応するため、Quantum Maestroとの連携により、 最大3.0Tbpsへの拡張性を持たせ、オンプレミス環境でのスケールアウト構成を実現
金融業
数百万件の高頻度取引における超遅延が求められるシステムにて3マイクロ秒の安全なトランザクションを実現
製品ラインナップ
モデル名 | QLS250 | QLS450 | QLS650 | QLS800 |
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ファイアウォール スループット(Gbps) |
250 | 450 | 650 | 800 |
ファイアウォール レイテンシ(平均) |
3μs | 3μs | 3μs | 3μs | 100GbEポート | 2 | 4 | 6 | 8 |
10GbEポート | 8 | 8 | 8 | - |