Check Point Quantum Maestroは容易に管理可能なハイパースケール・ネットワーク・セキュリティ・ソリューションです。
従来の業界ソリューションとは一線を画すアプローチにより、既存のハードウェア投資を無駄にすることなくアプライアンスの性能を最大限に高めます。
従来の業界ソリューションとは一線を画すアプローチにより、既存のハードウェア投資を無駄にすることなくアプライアンスの性能を最大限に高めます。
Check Point Quantum Maestro の特長
- 台数を追加しただけスループットが増加
標準的な冗長構成では、ゲートウェイ自身がコネクション情報の同期処理やクラスタリング処理を行うため、機器のリソースを最大限に引き出すことが困難でした。Check Point Quantum Maestroは、自身がゲートウェイの代わりに通信パケットから計算されたハッシュ値をもとに、所属するゲートウェイへパケットをロードシェアリングすることで、所属するゲートウェイは通信のインスペクションへ専念する形となり、スループットを最大限引き出すことが可能です。
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数分でゲートウェイを追加可能な卓越した拡張性
Check Point Quantum Maestroは『セキュリティ・グループ』と呼ばれる、論理的な一つのシステムとして、複数のゲートウェイを認識します。セキュリティグループにゲートウェイを追加すると、そのゲートウェイのすべての設定、ポリシー、ソフトウェア・バージョンが、既存のゲートウェイに合わせて自動的に更新されます。このため、わずか6 分ほどで運用の準備が整います。これにより、オンプレミス環境において、クラウド環境のようなスケールアウトが可能となります。
※6200以上のモデルに対応しています。10Gbpsの拡張NICが別途、必要となります。 -
コスト効率と耐障害性を兼ね備えた、N+1クラスタリング
Check Point Quantum Maestroは『HyperSync』と呼ばれる特許取得済みのクラスタリング技術により、キャリアグレードの耐障害性を実現します。HyperSyncは、所属するゲートウェイの状態を追跡して、実際に接続を処理しているアクティブおよびスタンバイのゲートウェイとのみトラフィックを同期させます。これにより全体の同期トラフィックの負荷を軽減するだけではなく、N+1の効率的なクラスタリングが実現できます。
また、複数のセキュリティグループにまたがってゲートウェイが所属する場合、特定のセキュリティグループでリソースが逼迫した場合に、余裕のあるセキュリティグループ内のゲートウェイリソースを動的に移動するなど、すべてのハードウェア・リソースを効率的に活用できます。
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導入イメージ
製品ラインナップ
ハードウェア仕様
モデル名 | MHO 140 | MHO 175 |
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ファブリック容量 | 1.28 Tbps | 3.2 Tbps |
ポート間のレイテンシ(遅延時間) | 300ナノ秒 | 400ナノ秒 |
ポート数 | 48x 10GbE and 8x 100 GbE | 32 x 100 GbE または 128 x 10GbE |
筐体デザイン | 1U | 1U |
寸法(mm)(W×D×H) | 438 × 436 × 43.8 | 427.83 × 686 × 43.8 |
重量 | 8.52kg | 11.1kg |
入力電圧 | 100-127 VAC, 200-240VAC, 50-60Hz | |
電源規格(電源1台) | 165W | 150W |
二重化電源 | 標準搭載 | 標準搭載 |