日立製作所、イメージバックアップソフト「ShadowProtect」を日立サーバ仮想化機構Virtageへの移行ツールとして採用
～物理サーバから仮想化環境へのシステム移行サービスに利用～
2010年3月16日
株式会社アズジェント
（JASDAQ・コード番号 4288）
セキュリティ及び運用管理ソリューションの提供を主業務とする株式会社アズジェント（代表取締役社長：杉本 隆洋 所在地：東京都中央区日本橋 以下、アズジェント）の販売するイメージバックアップソフト「ShadowProtect」（シャドウプロテクト）が、株式会社日立製作所（以下、日立）の統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」で提供している「Virtage（バタージュ）（※1）仮想化環境移行サービス」のシステム移行のためのツールとして採用されましたので、ご案内いたします。
「ShadowProtect」は、OS、アプリケーション等すべてを丸ごとバックアップするイメージバックアップソフトです。HIR（※2）機能により、異なるハードウェア間でのバックアップデータのリストアが可能です。また、物理サーバから仮想サーバへの移行、仮想サーバから物理サーバへの移行にも対応しています。
昨今のサーバ仮想化ニーズの増加する中、これらの機能を提供する「ShadowProtect」のIT Editionが日立の既存システムで稼働中のディスクイメージをVirtageのLPAR（※3）環境へと移行する作業を代行するサービスである「Virtage仮想化環境移行サービス」に採用されました。
日立が「ShadowProtect」を採用した理由として、単にHIR機能を持つだけでなく、様々なデバイスに対応可能であること、処理が高速であることが高く評価されたことがあげられます。これにより、他社サーバを含むx86/x64アーキテクチャの物理サーバ環境を、OSおよびOS上で稼動するソフトウェアまで一括してVirtageのLPAR環境へと移行することが可能であり、システム構築におけるソフトウェアの環境移行にかかっていた作業時間を80％以上（※4）削減することができます。
日立では、今後もサービス内容を順次、拡充していく予定です。
※1
日立製作所のサーバ仮想化機構。プラットフォームにファームウェアとして実装され、OSに依存しないハイパーバイザー公式の仮想化制御を実施。
http://www.hitachi.co.jp/products/bladesymphony/virtual/virtage.html
※2 Hardware Independent Restore
※3 論理パーティション。仮想化の実現方式の1つで、各区画（論理パーティション）に区切り、ハードウェアが持つリソースを論理的に分割・割当てる方式、または、その割当てられた 区画。
※4 8台の物理サーバを「BladeSymphony」のハイエンドモデル「BS2000」2ブレードへ移行するモデルケースでの日立製作所による試算値
【Virtage仮想化環境移行サービス 問合せ先】
- ■日立HCAセンタ
- TEL：0120-2580-12
http://www.hitachi.co.jp/products/bladesymphony/etc/inquiry.html
