プレスリリース

IP/MACアドレス管理ソリューションがバーションアップ
~ 機能拡張によりサービス提供が容易に ~

2009年6月3日
株式会社アズジェント
(JASDAQ・コード番号 4288)

セキュリティソリューション提供を主業務とする株式会社アズジェント(代表取締役社長:杉本 隆洋 所在地:東京都中央区日本橋 以下アズジェント)は、ViaScope Int.(ヴィアスコープ:韓国)のIP/MACアドレス管理ソリューション「IPScan」(アイピースキャン)の管理用ソフトウェアの新バージョン「IPScan XE」の販売を開始しますので、ご案内いたします。

現在、多くの組織が、私用PC並びに未許可PCの内部への持込を禁止しています。これは、ウイルスの持込や情報漏えいといったセキュリティ上のリスクが存在しているためです。しかしながら、ネットワーク内に何百台とある端末のなかから、未許可端末を探し出すことは大変手間のかかる作業です。また、ネットワーク内にあるすべてのIPアドレスをExcelシート等で管理することは手間がかかるとともに、IPアドレスの衝突をおこす原因となりかねません。「IPScan」はネットワークの存在するIP/MACアドレスに関する情報を自動収集しネットワークを管理するIP/MACアドレス管理ソリューションです。IPアドレスの利用状況を簡単に把握するとともに未許可端末のネットワークへの接続を制御することができます。

今回のバージョンアップにより、管理可能なIPアドレス数が追加されるとともに、大規模なネットワークでの管理に必要な同一IPレンジ管理、Probe(監視端末)のグループ設定、Active Directoryとの連携等の機能追加がされました。これにより、ASP事業者等にとってサービス展開がしやすくなりました。
また、製品定価も従来価格の約50%に改定することにより、さらに低価格での導入が可能となりました。


(1) 管理IPアドレスの追加

パフォーマンスを向上させ、最大40万IPアドレスが管理できるようになりました。

(2) 同一IPレンジ管理

従来のバージョンでは、同一のIPレンジが存在している場合、片方のIPアドレスしか管理できませんでした。この為、ASP事業者がサービス提供を行う際の障害となっていました。新バージョン「IPScan XE」は、同一のIPレンジを使用する複数のユーザを管理することができます。

(3) Probeのグループ設定

従来のバージョンでは、複数のProbeに対して、全て同じルールを設定、個々にルールを設定の2つしか選択することができませんでしたが、新バージョンでは論理グループにあわせてProbeをグループ化し、ルール設定をすることが可能になりました。さらに同一のグループ化にある端末PCがProbeをまたいで移動する際、設定変更することなく簡単に移動できるようになりました。

(4) Active Directoryとの連携

Active DirectoryのユーザIDと関連IPアドレスの情報をIPScan XEにインポートすることにより、IPアドレスを利用しているユーザを容易に特定できるようになりました。

(5) スイッチポート機能の標準化

今までオプションとして提供していたスイッチポート機能が標準化されました。これにより、IPScan XEを購入されたユーザは、SNMPに対応しているスイッチングハブのポート情報やサーバ、クライアントの空きポート情報を収集することができます。


【IPScan XE】

■新バージョン出荷開始時期
2009年6月25日
■販売目標
100本(IPScanシリーズ全体)
■販売価格
IPScan XE(管理ソフトウェア) 224,000円~
IPScan Probe(監視端末) 175,000円~
■商品概要
ネットワーク内に存在するすべての機器のIPアドレス、MACアドレス情報を自動収集し、ネットワーク管理者が許可していない私物PCや不正に接続された PCを検知、ネットワークから不正端末を完全に排除するIP/MACアドレス管理ソリューション。リアルタイムで台帳が更新されるため、どのIPアドレスが使用されているのか、未使用の IPアドレスはどれかを一目で理解することができます。これにより、IPアドレスの衝突を防ぐとともに、重要な機器のIPアドレスを保護します。