プレスリリース

アズジェント、レッドハットと技術提携
~ハイアベイラビリティ・ソフト「RSF-1」のサポート強化~

2000年8月10日
株式会社アズジェント

ワールドクラスのインターネット/イントラネット向けパッケージドソリューション提供を主業務とする株式会社アズジェント(代表取締役社長:杉本 隆洋 所在地:東京都中央区日本橋)はこの度、レッドハット株式会社(代表取締役社長:平野 正信 所在地:東京都千代田区外神田)と技術提携契約を締結し、ハイアベイラビリティ・ソフト「RSF-1」の販売において技術協力を行なうことを発表いたします。

アズジェントでは1998年9月に「RSF-1」UNIX版、1999年4月にWindowsNT版及びLinux版の販売を開始しました。販売開始以降、東証WANのファイアウォール二重化に採用されるなど、多くのエンドユーザから高い評価をいただいています。「RSF-1」はハードウェア及びOSのプラットホームに左右されずに、信頼性の高いシステム構築を行うことができるハイアベイラビリティ・ソフトです。

今回の技術提携に基づき、アズジェントでは「RSF-1」の「Red Hat Linux6.2J」上での動作検証を終了しました。アズジェントでは、今後リリースされるレッドハット社製品への動作検証を積極的に行ないます。また、Red Hat取扱い販売店に対し、「RSF-1」の販売活動を行ない、販路拡大を目指します。一方、レッドハット社はRed Hatに関する技術情報をアズジェント社に提供していきます。また、協力体制のもと、双方の製品サポートについても情報交換を行ない、「RSF-1」Linux版のサポート強化を行なっていきます。

【レッドハットについて】

Red Hat, Inc. (NASDAQ:RHAT)は1994年に設立され、米国ノースカロライナ州リサーチトライアングルパークを本拠地として世界各国にオフィスを展開している。1999年には、100%出資の日本法人レッドハット株式会社を設立。レッドハットが提供する製品、サポート、トレーニング及びサービスを日本国内の顧客に提供している。なお、レッドハットの製品やサービスはWebサイト(http://www.redhat.com/jp/、http://www.cygnus.co.jp)で紹介されている。レッドハットは小型の組込みデバイスから大型のエンタープライズ・システムまで、オープンソースに特化したオープンソース・ソリューションの指導的な役割を担っている。その技術力で、インターネット・インフラストラクチャーやポストPC環境のためのオープンソース・ソリューションを提供。オープンソースに対する深い知識と豊富なリソースの裏付けにコンピュータ業界の確信を目指し、オープンソースに幅広く貢献。GNU General Public License (GPL) に基づいて、ソフトウェアを全てオープンソース・コミュニティに公開している。

【RSF-1について】

「RSF-1」は一方のサーバが故障した際に自動的に他方のサーバに切り替えてシステム全体の障害を防ぐハイアベイラビリティ・ソフトです。これによりメールやWebサーバ、ファイアウォール、データベースアプリケーション等様々なサーバのシステムダウンによる障害を防ぐことが可能となります。

■RSF-1の主な特徴
  • 複数アプリケーション(Web、データベース、ファイアウォール等)サーバの障害に対して、社内システムの停止を防ぎます。
  • 業務システム運用中に作業を中断させることなく、メンテナンス作業の実現を支援します。
  • アシンメトリック方式・シンメトリック方式、両方のモードをサポートしています。
  • 自動及び手動で切り替えを行うことが可能です。
  • SCSIディスク、TCP/IP、RS232により同期を監視することが可能です。これにより、サーバに障害が発生したかどうか確実に認識することが可能です。
  • モデムを介した遠隔地よりモニタリングモジュールにアクセスすることができます。
  • シンメトリック方式を採用することにより、効率的に負荷分散を行うことが可能です。
  • シンメトリック方式で1台のバックアップサーバに複数アプリケーションサーバのハイアベイラビリティ確保を行うことも可能です。
  • 障害時にはメールやサウンドなどで管理者に通知することが可能です。
  • CheckPoint社のOPSECアライアンスに認定されています。