ハイアベイラビリティ(高可用性)・ソフト「RSF-1」
WindowsNT/Linuxに対応!!
1999年3月4日
株式会社アズジェント
ワールドクラスのインターネット/イントラネット向けパッケージドソリューション提供を主業務 とする株式会社アズジェント(代表取締役社長:杉本 隆洋 所在地:東京都中央区日本橋)はこの度、 サーバーシステムの信頼性を向上させるハイアベイラビリティソフト「RSF-1」(開発元: 英国Rsi Solution, Ltd.(アールエスアイソリューション)、C.E.O. Barrie Lynch)の対応プラットホームを拡張し、従来のUnix 版の他にWindowsNT版及びLinux版を発売いたします。
【背景】
飛躍的なPCサーバのパフォーマンス向上と、コストパフォーマンス向上から企業の基幹系業務システムにもPCサーバの採用検討が高まってきています。ユーザー団体であるECA(Enterprise Computing Association)が、昨年12月に発表したPCサーバの利用意識/実体に関する調査によると 「5年以内に企業の新規業務系システムにPCサーバを採用したいと考えている企業は現在の5倍以上」との結果が報告されています。一方、多くの企業がPCサーバの導入に対する懸念として「ハードウェアやOS、ソフトウェアの信頼性」をあげています。
このようなシステムにおいて、「RSF-1」を導入することでディスク周りや電源等に起因するハードウェアの信頼性向上はもとより、WindowsNTなどのOSや個別のアプリケーションが原因となるシステムダウンからも、システム全体の可用性(アベイラビリティ)を高くすることができます。
株式会社アズジェントでは「RSF-1」Unix版の発売開始以来、多くのエンドユーザーから「RSF-1」 に高い評価をいただいてまいりました。今回、「RSF-1」WindowsNT版の発売と同時に、オピニオンリーダー層から支持が広がっている、注目のOSであるLinuxにいち早く対応した「RSF-1」Linux 版も発売を開始いたします。
これにより、企業ユーザーはハードウェア及びOSのプラットホームに左右されずに、信頼性の高いシステム構築を行うことができます。なお、今回のWindowsNT版及びLinux版の発売により 「RSF-1」はSolaris、AIX、HP-UX、WindowsNT、Linuxのクロスプラットホーム対応となります。
【RSF-1 概要】
- ■出荷予定時期
- 4月中旬
- ■販売目標
- 500本(初年度 WindowsNT版・Linux版併せて)
- ■販売予定価格
- 98万円
- ■RSF-1の主な特徴
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- 複数アプリケーション(Web、データベース、ファイアウォール等)サーバの障害に対して、社内システムの停止を防ぎます。
- 業務システム運用中に作業を中断させることなく、メンテナンス作業の実現を支援します。
- アシンメトリック方式・シンメトリック方式、両方のモードをサポートしています。
- 自動及び手動で切り替えを行うことが可能です。
- SCSIディスク、TCP/IP、RS232により同期を監視することが可能です。これにより、サーバに障害が発生したかどうか確実に認識することが可能です。
- モデムを介した遠隔地よりモニタリングモジュールにアクセスすることができます。
- シンメトリック方式を採用することにより、効率的に負荷分散を行うことが可能です。
- シンメトリック方式で1台のバックアップサーバに複数アプリケーションサーバのハイアベイラビリティ確保を行うことも可能です。
- 障害時にはメールやサウンドなどで管理者に通知することが可能です。
- Check Point社のOPSECアライアンスに認定されています。
- ■動作環境
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- 対応OS
WindowsNT(SP3)
Linux2.1(RedHat5.1以上)
Solaris2.4以上(発売中)
HP-UX10.x(発売中)
AIX 4.1.x(PowerPC)(発売中) - ディスク容量
2MB - シリアル、SCSI、Ethernetポード
- 対応OS
【RSF-1】
「RSF-1」は一方のサーバが故障した際に自動的に他方のサーバに切り替えてシステム全体の障害を防ぐハイアベイラビリティ・ソフトです。 これによりメールやWebサーバ、ファイアウォール、データベースアプリケーション等様々なサーバのシステムダウンによる障害を防ぐことが可能となります。