サーバが自動で添付ファイルの暗号化を行うため、クライアントPCへのソフトウェアをインストールすることなく、簡単、手軽にメール誤送信対策を実施できます。また、自動で暗号化することにより、ユーザによる「暗号化を忘れた」といったうっかりミスを防ぐことができます。
さらに、メール送信時にTo、Ccに設定されたアドレス数が一定数を超えた場合の送信をブロックすることで、同報配信の際に、本来Bccに記載しアドレスを秘匿するところをToやCcにアドレスを記載してメール送信をしてしまうといったヒューマンエラーによる誤送信を防止します。
BRODIAEA safeAttachの特長
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人手を介さず簡単に添付ファイルを暗号化
サーバ側で添付ファイルの暗号化を自動で行うため、ユーザによる「暗号化を忘れた」といったうっかりミスによる情報漏えいを防ぐことができます。そして復号パスワードもsafeAttachが自動生成しますので、誤送信対策に伴う面倒な暗号化操作やパスワード管理が一切不要です。 -
ユーザに負担をかけない誤送信対策
「ZIP暗号方式」を採用しているので、専用ソフトウェアをインストールすることなく暗号化、復号化が可能です。また、受信するユーザ環境への負担をかけることなく、簡単にメールの誤送信対策ができます。
また、WindowsXP、Mac、Linux等、OSに依存しません。さらには、Webメール、グループウェアなどのメーラーを使用している環境でも誤送信対策可能です。 -
添付ファイルURL変換
メール本文と添付ファイルを分離させ、Web経由で添付ファイルをダウンロードさせることができます。
これにより、誤送信対策だけでなく、うっかりファイルサイズの大きなファイルを送ってしまうといったトラブルを避けることができます。 -
柔軟なパスワード管理方法と通知機能
組織や受信相手の環境に応じた誤送信対策を実施することができます。
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<パスワード管理>
・ランダムパスワード(ワンタイムパスワード)
メールを送る度に復号用のパスワードを自動生成します。安易に解読されやすい暗号化パスワード(会社名、電話番号等)の使用を制限することもできます。 -
・固定パスワード
宛先、発信者などの条件に応じた固定パスワードをあらかじめ設定できます。
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<パスワード通知方法>
・自動通知
一定時間経過後に復号化のためのパスワードを自動通知します。自動通知前にキャンセルもできます。 -
・確認付きの自動通知
WEBページで確認後、暗号化通知メールを送信します。
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<パスワード管理>
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宛先間違いメールを防ぐ!
組織や受信相手の環境に応じた誤送信対策を実施することができます。 -
多言語対応
送受信者に送信される通知メールや暗号化ZIP内のファイル名、ダウンロード時におけるファイル名は多言語対応しています。
また、すべてのWeb画面が日本語と英語表記に対応していますので、海外での利用も可能です。
製品ラインナップ
ユーザ数の変更に伴うライセンス料金の変更はありません。メールの流量(トラフィック)によって適切なモデルをお選びいただけます。
モデル名 | safeAttach VM STD | safeAttach VM HX2 |
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形態 | ソフトウェア (VMware対応) |
ソフトウェア (VMware対応) |
サイジング | 12,750通/時(※1) | 38,250通/時(※1) |
※1 添付ファイルの自動暗号化機能のみを使用した場合のサイジングです。
メール送信後にメールを保留し、宛先や内容を確認する保留機能を使用する場合の目安は上記サイジングの50%程度となります。
導入パターン
導入パターン1:柔軟なルール設定
safeAttachは、組織のポリシーに応じたメール誤送信対策により、情報漏えいを防ぎます。
<運用例>
・社内へのメールは暗号化しない
・特定のドメインやユーザに対して、固定パスワードを使用する
・「重要」など、特定のキーワードを含む件名のメールを自動で暗号化する
・添付ファイルの拡張子が".doc"や".xls"となっているメールの送信をブロックする
・特定のドメイン(携帯メールなど)へのメール送信をブロックする
・To、Ccに設定されたアドレス数が一定数を超えた場合、強制的にBccに変更する(メールアドレスの情報漏えい対策)
・拡張子を変更して送信する(例:×××.zip → ×××.zi_ )
導入パターン2: 添付ファイルを自動で暗号化して送信
メールに添付したファイルは自動で暗号化され相手に送信されます。そして後から送られてくるメールによって受信者はパスワードが確認できます。これにより添付ファイルを暗号化し忘れたり、うっかりパスワードを送り忘れたといったことが無くなります。
また、添付ファイルのパスワードは、送信者が送信内容を確認した上で受信者に送付するので、万が一間違った相手に添付ファイルを送ってしまっても、パスワードは送信しないようにするといったことも可能です。
導入パターン3: メールの内容を第三者が確認してから送信したい
第三者承認機能を使用し、上長等の第三者が内容、宛先を確認してから送信することにより、誤送信防止だけでなく、不適切な内容が含まれていないか確認することができます。