プレスリリース

アズジェント、RSAセキュリティ社と販売契約を締結
~セキュリティ情報管理のための統合ログ管理アプライアンスRSA enVisionの販売開始~

2010年3月4日
株式会社アズジェント
(JASDAQ・コード番号 4288)

セキュリティ及び運用管理ソリューションの提供を主業務とする株式会社アズジェント(代表取締役社長:杉本 隆洋 所在地:東京都中央区日本橋 以下、アズジェント)の販売するイメージバックアップソフト「ShadowProtect」(シャドウプロテクト)が、株式会社日立製作所(以下、日立)の統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」で提供している「Virtage(バタージュ)(※1)仮想化環境移行サービス」のシステム移行のためのツールとして採用されましたので、ご案内いたします。

【統合ログ管理の必要性】

現在、多くの組織が、個人情報保護、内部統制の観点からあらゆるシステム、デバイスなどのログを取得、蓄積を行っています。しかし、未だ多くの組織が、ログの取得・保管は行っているが、セキュリティ対策として有効に活用できていないのが現実です。その理由としては、ログ管理における以下の課題があげられます。

・ログはあらゆる場所に点在しており、必要な情報にすぐにアクセスできない
・ログの出力形式がシステム毎に異なるため、横断的に検索、集計ができない
・日々増大していくログを長期保管するためのシステムが整っていない

このような課題を解決策として、組織内に存在する複数のシステムやデバイスからログデータを収集し、一元的に保管することにより、システム横断的にアクセス情報の検索、分析を可能にする「統合ログ管理」が必要となってきます。
統合ログ管理市場は、このような市場ニーズに基づき、景況感の不透明なこの時代、例外的に大きな成長が期待できる市場です。

【ログ形式への対応、コストパフォーマンス等に高い優位性をもつRSA enVision】

このような背景のなか、アズジェントは、ログ形式への対応、コストパフォーマンス等に高い優位性をもつRSAセキュリティ社の統合ログ管理アプライアンス「RSA enVision」の取り扱いを2010年3月4日より販売開始します。
「RSA enVision」は約200種類のログをエージェントレスで収集し、元データを加工することなく圧縮、保存するログ管理アプライアンスで、統合ログ管理市場においてNo.1()の市場シェアを獲得しています。本商品は多くの競合他社製品と異なり、一台のアプライアンスで構成できるため、導入が非常に簡単です。また、標準装備された相関ルールや独自に作成したルールを使用し、特定の条件に合致したインシデントを複数のシステムにまたがってフィルタリングすることができます。これにより、緊急度の高いインシデントへの迅速な対応が可能となります。さらに、1400種類以上のレポートテンプレートによって、各種法律・規制、業界ガイドラインへのコンプライアンスやセキュリティ事象に則したレポートを手間をかけることなく自動生成します。ログ管理の課題であった日々増大するログの保管も、取得ログの高圧縮(最大1/20)技術により、ほとんどの要件で内蔵ディスクに保管できます。また、長期のログ保管が必要な場合には、通常の外部ストレージを利用することができます。

【アズジェントの役割】

アズジェントは、チェック・ポイント社のセキュリティ・ゲートウェイ製品やファイアウォール・ログ分析ツールなどのネットワークセキュリティソリューションを長年取り扱ってきたノウハウを用いて、システムインテグレータをはじめとするパートナーに、「RSA enVision」をコンサルテーション、構築サービス、製品販売から保守まで、ワンストップで提供いたします。これにより、「RSA enVision」に深い知識を持たないパートナーにおいても、安心して顧客に統合ログ管理ソリューションを提案することが可能になります。アズジェントは、「RSA enVision」を顧客への直販は行わず、パートナー経由で販売いたします。
また、アズジェントの長年のセキュリティコンサルテーションノウハウを用いたログ相関分析サービスの提供も開始いたします。最適化された多種多様のデバイスを配置している大企業等は、このサービスを利用したログの相関分析を行うことで、有機的かつ簡便に組織のセキュリティ強度を高めていくことができます。

※「ITR Market View:セキュリティ・ログ管理市場2009」(2009年8月調べ)


【RSA envision】

■開発元
RSAセキュリティ株式会社
■販売目標
2億円(初年度)
■価格
6,800,000円(ES-560)~
■特徴
ログの一元管理
・多数のデバイスからログデータを収集し、分析
・特定のインシデントを複数のシステムにまたがってフィルタリング
・ネットワーク状況やセキュリティ脅威の情報をリアルタイムに表示
・1400種類以上のレポートを自動生成
容易な導入、運用
・短期間で導入可能なアプライアンス
・エージェントレスのため管理デバイスの追加が不要
コストパフォーマンス
・高圧縮率(最大1/20)によるストレージコストの削減
・予算にあわせて選べる豊富なラインアップ
信頼性
・世界2,000社以上で採用されている導入実績