プレスリリース

アズジェント、日本HP、データセンター自動化分野において協業
~クラウドコンピューティング時代における日本企業の競争力向上を支援~

2009年10月29日
株式会社アズジェント
日本ヒューレット・パッカード株式会社

セキュリティ及び運用管理ソリューションの提供を主業務とする株式会社アズジェント(代表取締役社長:杉本 隆洋 所在地:東京都中央区 以下アズジェント)と日本ヒューレット・パッカード株式会社(代表取締役 社長執行役員:小出伸一 所在地:東京都千代田区 以下、日本HP)は、日本におけるデータセンター自動化の普及を促進し、きたるべきクラウドコンピューティング時代における日本企業の競争力向上を支援することを目的に、データセンターの自動化分野において協業することで合意しました。

アズジェントは、日本HPの提供する運用監視ソフトウェア「HP SiteScope software」の国内で最も多い販売実績をもつディストリビュータとして、長年データセンターをサポートしてまいりました。また、コンサルティングにおいても、ISMS認証取得、ITILコンサルテーション等のサービスを提供しており、豊富なノウハウをもっています。これらの経験から、リソースの把握、最適利用、サーバやネットワークの迅速な構成変更により、コスト削減を実現し、変化に柔軟に対応できるデータセンターを構築するには、自動化が不可欠であると認識しています。
その一方で、日本ではデータセンターの普及が始まったものの、その主な利用は顧客毎のコロケーション、ハウジング、ホスティングにとどまっており、クラウドコンピューティングを見据えた標準化システムによる複数ユーザの共有利用には至っておらず、自動化もまだまだ普及しておりません。
このような背景のなか、今回、アズジェントと日本HPは協業することにより、クラウドコンピューティング時代における日本企業の競争力向上支援の第一歩として、本格的なデータセンターの自動化を推進してまいります。

日本HPの提供する「HP Data Center Automation Center」(製品概要については後述)は、データセンター管理のライフサイクル全体を自動化することにより、複雑な環境でも高品質なサービスを低コストで実現できます。また、データセンターの環境をアセスメントし、導入効果を最大限に高めるコンサルティングサービスも提供しております。
一方、アズジェントはITILに基づく上位コンサルティングサービスを提供し、最適なデータセンター設計を支援するとともに、日本HPとの協業によるアセスメントサービスを通じてデータセンター自動化のソリューション構築サービス、導入後の保守サポートを提供いたします。
両社が協業することにより、アズジェントの販売力、コンサルティング力、構築力、サポート力と日本HPの製品力、自動化に関するノウハウが統合され、データセンター自動化において経営層を交えたコンサルテーションからソリューションの構築、保守サポートまでの一連のプロセスを提供することが可能となります。

日本HPとアズジェントは本協業に基づき、11月より自動化ソリューションの提供を開始します。


【データセンター自動化導入サービスプロセス】


【日本HPの自動化ソリューション HP Data Center Automation Center】

製品名 製品概要
HP Network Automation software ネットワークの管理プロセスの自動化ソリューション
HP Operations Orchestration software 運用手順の自動化ソリューション
HP Server Automation software サーバの管理プロセスの自動化ソリューション
HP Universal CMDB software 統合構成管理データベースソリューション