

株主のみなさまには、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。また、平素は格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。今般、第14期報告書(平成22年4月1日から平成23年3月31日まで)をお届けするにあたり、一言ご挨拶申し上げます。
当事業年度におけるわが国の経済は、新興国市場の需要拡大や国内の各種経済対策等を背景に、景気は緩やかな回復基調にあるものの、長引く円高やデフレの進行、欧州の財政不安などの不安材料が景気の先行き不透明感を払拭できず、依然としてデフレ進行や深刻な雇用情勢等への不安が残り、景気の回復は力強さを欠いたまま推移しました。また、本年3月には東日本大震災という未曾有の大災害に見舞われ、今後のわが国の経済は不透明な状況が続くことが懸念されます。
このような環境の下、当社は仮想化/クラウドコンピューティング関連をはじめとしたネットワークセキュリティ商品の販売及びそれらを組み合わせたコンサルティングやアセスメント、設計、構築支援、保守、運用などといったサービスの拡販に努めてまいりました。また、当社は平成9年の設立以来、『社員一人一人がエンパワーされた「自由、公平、柔軟かつ迅速」な環境の下、「責任、信頼、革新と結果」を具現化できるグローバルな企業文化を目指す』というミッションステートメントに基づき、企業業績を最大化させることにも努めてまいりました。
平成23年3月期の業績は、前述の通り、当社販売最盛期である3月に発生しました東日本大震災の影響等により、売上高の伸びに勢いを欠くこととなり、各段階利益が前年度を下回る結果となりました。
今後は、サービスビジネスを主体とした事業構造への変革を断行し、ネットワークセキュリティ総合ソリューションベンダーとして、一層の業容拡大と業績向上により企業価値の増大を実現し、株主のみなさまの信頼とご期待に沿えられるよう社業に邁進する所存でありますので、何卒、変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
平成23年6月
代表取締役社長 杉本隆洋